アンリ・ドリニー(エルメス デザイナー)のデザインと作品

アンリ・ドリニー(Henri d’Origny)とは?

アンリ・ドリニーは、エルメス専属デザイナーとしてもう50年以上メゾンを支えているクリエイターです。彼のアトリエは、なんとエルメス本店内(フォーブル・サントノーレ24番地)にあることでも有名です。エルメスの伝統を踏まえつつ革新的なデザインを生み出すなど、数々の名作を発表してきました。

アンリ・ドリニー GEORGE PIMENTEL/WIREIMAGE/GETTY
出典:https://www.newsweek.com/

 

エルメスとの出会いは・・・

彼とエルメスの関係は、彼の子供時代にさかのぼります。彼の祖父が狩猟好きで、愛馬に乗って駆け回っていらしたそうなのですが、馬の馬具は全てエルメスだったそうです。そう、アンリ・ドリニーの家族は古くからのエルメスの顧客だったのでした!アンリ・ドリニーの趣味も狩猟ですが、彼のお祖父さんの影響だったのかもしれませんね。

 

どのようなデザインがあるの?

カレにて多くの彼のデザインを見つけることができますし、ネクタイでも遊びココロのある素敵なデザインのものがあります。さらにシルク製品だけではなく、時計、家具デザインなども手がけています。実用的で普遍的でありながら、そこに美を見出します。

アンリ・ドリニーのカレ

馬具商であったエルメスの歴史や世界観をデザインしたカレは沢山ありますが、中でも

「Mors et Gourmettes(モール・エ・グルメット)」
1960年に発表された初めてのカレへのデザイン

「Eperon d’Or(黄金の拍車)」

「Cavalcadour(カヴァルカドゥール)」

などは古典的でエレガントな彼の名作として現在まで愛されてきています。

アンリ・ドリニーのネクタイ

エルメスのネクタイの遊び心溢れるデザインは、ペンシルを自在に操る男とも言われてたアンリ・ドリニーのいたずら書きから生まれたそうです。その落書きいいね、ネクタイに使おうよという話になり、無地、縞、小さなドットなどの模様しかなかったエルメスネクタイの世界に彼が革命を起こしたのでした。

 

アンリ・ドリニーの時計

アルソー、セリエ、ケープコッドなど、エルメスを代表する腕時計もアンリ・ドリニーによるデザインです。シンプルでありながらエレガントなデザインが、持ち主の品格を引き立ててくれるのです!

こちらはアルソー。エレガントで素敵な時計です。

ケープコッドはシェーヌダンクルにインスパイアされて1991年に登場した腕時計です!

 

アンリ・ドリニーのカレやネクタイはシーズンごとに様々なデザインが生み出されています。ぜひエルメスショップに立ち寄った際にチェックなさってみて下さい!

 

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