ヘッドのバルブ打ち替え、その他が出来上がる頃ですので、腰下のピストンクランクをバラしています。
クランクケースとスリーブ
整備しやすいように、エンジンのホールドの台も回転できるように製造してあり、熟練の職人技を垣間見ました。
スリーブも入れ替えます。
フェラーリ365GT4のクランクとピストン
ピストンの子メタルと親メタルを全部交換します。
ピストンリングが2個程折れていました。365のリングは折れやすいとのことです。
エンジンオイルキャッチタンク
中は仕切りが沢山あり、加速した時にエンジンオイルが動かないようにうまい具合に分けられています。
ばらしたエンジンを見て思ったことは、素晴らしい削りだしのクランクと、複雑なオイルライン経路の作りがさすがコロンボ・エンジンだと思いました。
出来上がりが楽しみです。12気筒の交響曲かと思わせるエキゾーストノート。
純正でパワステとクーラーが付いていて都内も楽々。
外装&内装は非常に綺麗です。実物を見たら欲しくなります。
365GT4は物凄くオシャレさんです。窓枠その他のキラリと光るステンレスモールが70年代のFerrariだと主張しています。
現在のFerrariは少し味がないかな?でも今は性能がとても素晴らしいですね。