- 2020-3-23
- エルメスバッグ/商品名, バーキンと派生バッグ
- バーキン, バーキン25, ハンドバッグ
新しくエルメスから登場したバーキンの外縫いについてご紹介致します。元々のバーキンとの違いを見ていきましょう!
バーキンとは?
バーキンはエルメスを代表する人気のハンドバッグです。2本のハンドル、フラップ部分をバッグにかぶせてベルトで留めることができます。特にショルダーはついておらず、腕に掛けて使用するタイプになっています。
ケリーバッグには外縫いと内縫いの2タイプ存在しましたが、バーキンは今まで1種類(内縫い)だけでした。バッグの製造過程でも、バーキンは縫い終わった最後にバッグを裏から表へと反対側にひっくり返してできあがっていました。しかし、今回新たに登場したのが外縫いのバーキンなのです!
バーキンセリエとは?新しい外縫いバーキン!
ぱっと見、バッグの上部はほぼ一緒なのですが、下の方を御覧ください。通常のバーキンのサイドはパシッとした縫い目が見えませんが、こちらはまるでケリー外縫いのように、しっかりと直線のラインと共に縫い目が見えます。
まず新しいタイプのバーキン「セリエ」は、30cm、40cmサイズが登場していましたが、やっと25cmも発売されました!可愛らしい小ぶりの25cmに、キリッとした外縫いの表情が合わさると、ハイセンスでモダンな雰囲気!とても素敵です。
バーキンと、外縫いバーキン「セリエ」の違いは?
パット見て一番わかりやすいのは、なんと言ってもサイドに縫い目が綺麗にみえるようになったこと!
今までのバーキン(写真下)では、一番上の縫い目部分しか見えません。サイドや底面の縫い目は内側になっています。
バッグのサイド、下部分(写真下)だけ見たら、バーキン「セリエ」は一瞬ケリーのようにも見えますね。
新しいバーキン「セリエ」(左)と、今までのバーキン(右)の底面とサイドを見比べてみてください。
新しいバーキン外縫いの底面はどちらかというとケリーのようにカチッとしています。元々のバーキンはカーブが緩やかです。
ケリー外縫いと、バーキン「セリエ」の比較
こちらはバーキン外縫い「セリエ」の外縫いのサイド部分です。
写真下はケリーです。ケリーの外縫いの方が、サイド下のコーナーカーブ具合がカチッとしています。
バーキン外縫い「セリエ」の方が、コーナーがゆるやかになっています。カチッとした三角ではなく、おにぎりのような優しいカーブになっています。