エトゥープ/エトープ(エルメスカラー)の意味とは?どのような色?

お洒落なベージュとダークブラウンの間の人気色!エトゥープ!どのような色合いなのかご紹介致します。

 

エトゥープ/エトープの意味とは?

エルメスでエトゥープとはフランス語で「Étoupe」と書きます。英語ではTowという単語になるのですが、普段あまり使うことのない繊維名です。

紡績前の短繊維の混じった合成繊維、梳き屑の繊維、もしくは粗麻糸。麻の茎の外皮である麻垢/苧垢(おあか)を意味する単語、とも出てきました。

ふぅむ・・・麻の繊維で作った麻袋の色合い・・・エトゥープ色にも見えてこなくもないような・・・でも、なぜこの名称にしたのか気になります。。

出典:麻工房FUJITA

エトープと名前の少し似ている「トープ」というダークブラウンの色合いもありますが、こちらはToupe=モグラという大地を感じることのできる色合いです。

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麻についてのメモ

麻の繊維は日本古来より使用されてきています。麻の茎の皮を剥いで取れる繊維は外側のおあか、中皮の精麻(せいま)、そして芯である木質部の麻殻/苧殻(おがら)の3種類だそうです。

精麻は、しめ縄、鈴緒、祓具、麻紐などに、おがらは燃やすことにより悪霊を追い払うとされ、お盆の送り火、松明などとしても重宝されています。

精麻を加工する際に出てくる繊維くずが「おあか」ですが、麻繊維として昔は洗って綺麗にしてから加工して使用していたそうです。

おがらは、木材や石油に変わるエネルギー資源としても注目されています。茅葺屋根を作る時に使われたり、細かく砕いて石灰を混ぜるとヘンプコンクリートとして建材になります。また、土に返るヘンププラスティックなどもあります。

 

エトゥープはどのような色?

さて、お待たせしました。エトゥープは美しいブラウンとベージュの間のカラーです♪素材ごとの色合いについて見ていきましょう!発色が素材によってだいぶ異なります。また、光の当たり具合によっても暗めに見えたり、明るいベージュに見えたりもします。

トゴ素材のバーキンとケリー

人気のエトゥープとバーキン25の組み合わせ。トゴはしっかりした素材で人気です。入荷するとすぐに売り切れになる不動の人気バッグ。

こちらはケリー25内縫いのエトゥープ。上品なベージュ感でとても素敵です。

 

トリヨンクレマンス素材

こちらはピコタンロック。トリヨンクレマンス素材です。

エヴリン16のバッグを間近で見てみると・・・型押しがしっかりと見えます。使い込む程柔らかくなってくるトリヨンクレマンス。

 

スイフト素材(とトリヨンクレマンス素材)

こちらのジプシエールは、2つの素材を利用しているバッグなので、素材感比較としてわかりやすい例です。ベルトとフラップの部分は ヴォースイフト素材、内側とショルダーに関してはトリヨンクレマンス素材です。

ヴォースイフト素材は型押しがなく滑らかなので、トリヨンクレマンスよりも明るい色合いに見えます。

 

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