エルメス オレンジポピー Orange Poppy
少しサーモンピンクのようにも見える美しいオレンジポピー色。
オレンジはエルメスを象徴するカラーです。
オレンジ色といえど、エルメスのオレンジ色の箱とカラーを比べてみて下さい。
オレンジポピーはサーモンピンクのような、柔らかいお花を感じさせるようなオレンジ色になっています。
淡めのカラーですので、そこまで強烈な主張をしませんそ、差し色としてファッションに利用するのにおすすめのカラーです。
華やかな色のバッグがファッションに合わせにくいと敬遠なさるかもしれません。
その場合は、まずは小物など小さなものから始めて見て下さい。
段々と慣れてきて、気づけばオレンジが大好きになっていくかもしれません♪
明るくて元気をくれるカラーです。
ポピー(Poppy)とはどのようなお花?
ポピーはケシ科ケシ属(芥子)の総称です。
アジア、ヨーロッパ、アメリカなどに約 60種が分布しているそうで、栽培種もいくつかの種類があります。
ヒナゲシ、アイスランドポピー、ケシ、オニゲシなどがその中でも有名です。
お花の色はオレンジ、黄色、赤、白、ピンクなど様々なカラーあります。
日本でも冬から早春にかけて良く見かけますね。
ポピーをフランス語でいうと
日本でもよく見かけるヒナゲシ(雛芥子/雛罌粟)は、よく虞美人草とも言います。
フランス語でコクリコ(Coquelicot)です。
コクリコ坂とはポピーの咲き乱れる坂のイメージですね!
ポピーシード(芥子の実)は食用です。
実は食べ物にもケシの実が使われていることがあり、日常で見かけているかもしれません。
ポピーシードは食用として古来より用いられています。
ちなみに、アンパンに白ごまや芥子がトッピングされていることが多いですが、これは中身を見分けるためだそうです。
例えば木村屋のアンパンでは、トッピングなしがつぶ餡、芥子の実が乗っているとこし餡と見分けられたりします。
私は桜の塩漬けが乗っているこし餡が一番好きですが笑。
ポピーの花言葉は?
ポピーの実から取れる乳液には睡眠や麻痺の作用があるとされており、古来ギリシャではそのまま睡眠薬や麻酔としても使用されていたそうです。
学名のPapaverは、ラテン語で「粥」を意味する言葉で、催眠作用のあるケシの乳液を赤ちゃんの粥に混ぜて眠らせていたことに由来しているとされています。
出典:HORTI https://horti.jp/1302
そのため、花言葉にも「いたわり」「思いやり」「心の平静」「なぐさめ」など優しい気持ちに心を癒やしてくれるような言葉がついています。