エルメス コルベール/美しい深緑がかった紺色

エルメス コルヴェール Colvert

エルメスの2014年の新色カラーコルヴェール

紺色と言い切るよりかは、やや深緑がかった濃いめの紺色といった奥深いエルメスならではの色合いです。華やかな洋服にも、モノトーンのファッションにもコーディネートしやすいエレガントで人気のあるカラーです。素材によっては紺色寄りのカラーになる場合もあります。

バーキン25 エルメス コルヴェール

バーキン25 エルメス コルヴェール

コルヴェールとは?

フランス語でColvertと書いてコルヴェーといった発音になるこの単語、真鴨から来ている単語のようです。フランス語で真鴨はCanard colvertもしくはCanard mallardと呼ばれます。学名はAnas platyrhynchos(難しい名称です)。真鴨は全長約60センチのカモ科の鳥であり、雄と雌で体の色が異なります。私達が思い浮かべる深緑の色合いをしている鳥が雄です。雄は頭部と首元が深緑色、首に白い首輪のような線が入っている特徴があり、胸は茶色、胴体は薄い茶色、栗色をしています。はというと、全体的に薄い茶色か褐色です。日本でも鴨鍋やジビエなどで食用にもなります。池や湖でも見かけることがあるかもしれません。頭部が太陽にあたると美しい深緑がかった紺色になります。この美しい自然な真鴨の色合をエルメスは表現したかったのではないでしょうか?

真鴨

出典:北海道札幌の自然

なぜ真鴨がコルヴェーという名前なのか?

「Colvert」なんとなく、格好良い響きの発音に聞こえてしまうのですが、実は「Col+Vert」という2つの単語から来ています。「Col」はもともとラテン語の「Collum(首)」を表す言葉が元になっている単語で、「襟」「ボトルの首の部分」を指します。(人間の体の首を表す場合は「Cou」、首飾りは「Collier」)そして「Vert」は緑色を指します。併せて読むと「緑色の首/襟」といった単語になっていることがわかります。雄真鴨の特徴である緑色の頭部と首を指していることがわかります。面白いことに、日本でも雄の真鴨のことをフランス名と同じように「青首」と呼ぶことがあります。

真鴨に似たアヒルも存在するようです。

面白いことに、野鳥情報.comサイトにて、アオクビアヒルという色合いがとても似たアヒルがいるという記載を見つけました。アヒルの方がお腹に白い部分が多いことが多く、お尻が真鴨よりも大きめだそうです。しかしよく似ています。野鳥情報.comサイト

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