黒と茶色の間くらいのダークブラウンがシックで素敵なマカサー。
ルイヴィトンのモノグラム・マカサーといえば下記写真のようなパターンです。
これぞ「ザ Louis Vuittonの定番柄」というイメージですが、ではエルメスのマカサーはどのような色合い、そして意味なのでしょうか?
マカサーとは何のこと?
マカサーとは、エルメスのカラー名ではMacassarと記載します。カラー番号は3Sです。
Macassarという単語を調べてみると様々な意味があり、どこからこの茶色が定着しているのか、調べてみることにしました。単語の持つ意味を4点ご紹介致します。
マカサーは樹木の名前
ルイヴィトンのモノグラム・マカサー(Monogram Macassar)は、黒い縞のあるヘーゼルブラウンの色合いが美しいマカサーイボニー(Macassar Ebony Wood)からインスパイアされて出来あがっているようです。
おそらく、エルメスのマカサーもこちらの樹木の美しいダークブラウンから着想を得ているのではないかと考えられます。
日本では、高級家具などに利用されており、スリランカ産のカラマンダー材、コロマンデル材、マカッサル黒檀がこの種の木目の木です。
言語&土地名・・・マカッサル
インドネシアにはインドネシア語という共通語はありますが、実は500以上の言語があると言われています。そのうちの1つ、スラウェシ島にある南スラウェシ州に居住するマカッサル族の言語に、マカッサル語というものがあります。また、マカッサルという地名もあります。
土地名・・・マカッサル
南アフリカ、ケープタウンの郊外にもマカッサルという小さな町があります。(人口約33,225人)
オイル・・・マカッサルオイル
1800年代〜1900年代初期にかけて、西欧で髪の整髪剤として使用された配合オイルです。 ロンドンの理髪師であるアレクサンダー・ローランドによって広められたので、英語ですと馴染みのある言葉のようです。
エルメスのマカサーカラーまとめ
このように様々なマカサーがありましたが、エルメスのマカサーは黒と茶色の間の美しい色合いを持つマカサーイボニー(Macassar Ebony Wood)からのイメージではないかと考えられます!
とてもシックで美しい色合いです。ぜひご検討ください!