エルメスのバーキンの歴史と由来、サイズと特徴は?

エルメスの不動の人気を誇るバーキン。どのようなバッグなのか、バッグの歴史やサイズ、特徴についてまとめてご紹介致します!

 

バーキンの歴史

バーキンは元々馬の鞍を入れるためにデザインされたオータクロアを、日常に荷物を入れて持ち運びしやすいように1984年にデザインされたタイプです。バーキンが誕生したきっかけは次項のバーキンの名前の由来をご覧ください♪

バーキン40から登場したバーキンは、その後30、35、25とサイズが登場しました。様々なバリエーションのデザインが登場し、今も皆から愛されるバッグとして大人気です。

バーキン40サイズ

 

バーキンの名前の由来

1981年、エルメス社長、ジャン=ルイ・デュマがにイギリス人女優で歌手のジェーン・バーキン(1946年12月14日ロンドン生まれ)と飛行機の中で偶然隣りの席になります。

出典:https://www.irishtimes.com/

籠バッグに財布やペンや手帳など沢山の荷物を詰めていた彼女と話しているうちに、彼女の要望に適したバッグを考え出します。ちょうど上の写真の彼女の籠バッグのような状態だったのでしょう・・!一緒にいるのは彼女のパートナーだったフランス人歌手のセルジュ・ゲンズブールです!

ジャン=ルイ・デュマがデザインしたバッグがボックスカーフ素材、40cmの収納力に優れたバーキンだったのです!

バーキン40 ボックスカーフ

彼女の名前を取ってバーキンと呼ばれるようになったバッグはその後、世界中で大人気のバッグとなります。

バーキン40 ボックスカーフ

※2015年頃、クロコダイルのバッグ「バーキン」の名前を変えるようにジェーン・バーキンがエルメス社に求めたことがあります。クロコダイルのバーキンの製造過程でワニたちが倫理的に扱われていないのではないかという理由でした。エルメス社はしっかりと倫理的観念基準に基づいて配慮して行っているとの回答でした。

 

バーキンの特徴

バーキンの形

少し横長の四角形のバッグ。2本のハンドルがバッグについており、フラップをかぶせて、ベルトを留めることができます。

しかし、ベルトを閉めずにフラップを内側に入れ込んで(写真下のように)オープントートバッグのように使用するのがわりと主流です。

しっかりとサイドのベルトをきつく引いて締めると金具に届きますが、荷物量が多い場合は金具を通して締めるのは難しいです。

 

オータクロアとの違い

バーキンの前身であるオータクロアとはどのように違うのでしょうか?形を見ると、四角形か、長方形かで見分けることができます。

 

ケリーとバーキンの違い

簡単に外見の違いをまとめますと、

  • ケリーはフラップの上に持ち手のハンドルが1つ、バーキンはバッグにハンドルが2つついている。
  • ケリーにはショルダーストラップがつけられる。
  • ケリーの横のマチは三角で固定、バーキンは荷物量によってサイドベルトを広げて調節が可能。
  • バーキンは内縫いタイプのみ、ケリーは内縫いと外縫いの2種類。
  • バーキンはフラップを中に折り入れて、トートバッグのように広げたまま使用することが多いが、ケリーはフラップを閉めて使用する人がほとんど。

 

バーキンのサイズ展開

バーキンもケリーと似たようなサイズバリエーションになっていますが、少し異なります。25、30、35、40、50、55サイズとバリエーション豊かに揃っています。

小ぶりで可愛らしいバーキン25はパーティなどのおでかけに大人気。30や35は普段使いに。40以上のサイズは男性のお客様がお仕事鞄としてやご旅行にご利用なさったりすると素敵です♪

バーキン40についてはこちらへ
バーキン45/50/55についてはこちらへ

 

バーキンのデザイン

バーキンからの派生商品というよりも、バーキン自体の様々なデザインが豊富です。

▶バーキンについては、こちらのページもご参照下さい。

 

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