- 2019-8-5
- 映画備忘録
ニコラスケイジ主演のホラー映画、ダブル/フェイスもありますが、こちらはイスラエル諜報特務庁=モサドVS武装組織ヒズボラの中、あるモサドの女性エージェントにミッションが命じられます。
出演
- ネタ・リスキン・・ナオミ
- ゴルシフテ・ファラハニ・・モナ
- ハルク・ビルギナー
- リオル・アシュケナージ
監督
エラン・リクリス
あらすじ
イスラエル諜報特務庁=モサドの女性エージェントであるナオミが、武装組織ヒズボラ幹部の元愛人の保護をミッションとして命じられます。
元愛人は組織の秘密を知りすぎたとして命を狙われることとなり、情報を提供する代わりにモナをモサドが匿うことになりました。モナは整形で顔まで変えましたが、傷が治るまでの2週間、エージェントのナオミが共に暮らして保護することになりました。共に暮す中で、ナオミは彼女が未だにヒズボラのスパイなのではないか?と疑心暗鬼に陥ったり、ミッションを遂行する上で不審な動きが見え始めるのです・・・・
モサド対ヒズボラのスパイ戦がもっと繰り広げられるアクション映画なのかと思っていたのですが、結構淡々としており、組織同士の策略、裏切り、駆け引き、女性2人の友情などがメインに描かれている感じの映画になっていました。
メモ
同じくダブルフェイスと聞くと、日本のドラマも思い出しますね。
西島秀俊さん演じる森屋純は、ヤクザ織田組に潜入し幹部にまで上り詰めた刑事。香川照之さんは、織田組の組長に育てられ、警察に入り出世したエリート警察官、高山亮介。
日本のドラマでここまでできるのか!と思わせてくれるほどの重厚感と先の読めないハラハラドキドキ感。2人の役作りが本当に素晴らしい濃い作品でした。表の顔、裏の顔、どちらが本当の自分なのか、どちらの人生で行きていきたいのか、本当に気持ちが痛いほど共感できる作品でした。
最後はおぉぉぉ〜〜!!!!とうなる人多数!!!本当におすすめです。
オリジナルは韓国映画の「インファナル・アフェア」で、「ダブルフェイス」はリメイク作品です。