- 2019-8-31
- 映画備忘録
2002年公開の映画。舞台はニューヨークの一角。ギャングの抗争と復讐を描いたヒューマンドラマです。
出演者
- レオナルド・ディカプリオ・・・アムステルダム・ヴァロン
- ダニエル・デイ=ルイス・・・ビル・ザ・ブッチャー・カッティング
※本作にて英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞。 - キャメロン・ディアス・・・ジェニー・エヴァディーン
- リーアム・ニーソン・・・ヴァロン神父
- ジム・ブロードベント・・・ウィリアム・”ボス”・トゥイード
監督
マーティン・スコセッシ監督(1942年生まれ)
その他の作品・・1976年「タクシードライバー」、1980年「レイジング・ブル」、1983年「キング・オブ・コメディ」、1990年「グッド・フェローズ」、2002年「ギャング・オブ・ニューヨーク」、2004年「アビエイター」2006年「ディパーテッド」、2011年「ヒューゴの不思議な発明」などがある。
本作ではゴールデングローブ賞の監督賞を受賞。
あらすじ
舞台は1863年、ニューヨーク・マンハッタンの一角。アメリカンドリームを夢見るアイルランドからの移民も多く集まる街ファイブ・ポインツを舞台に繰り広げられる人間模様、ギャングの抗争をメインとしています。
アイルランド移民達「デッド・ラビッツ」を率いるヴァロン神父は、ファイブ・ポインツの利権を巡る抗争の末、アメリカ生まれの「ネイティブ・アメリカンズ」のボスであるビル・ザ・ブッチャーにより殺されます。
ヴァロン神父の息子アムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は抗争の後、少年院に投獄されましたが、16年後、ビルへの復讐を果たすためファイブ・ポインツに戻ってくるのでした。
メモ
ハーバード・アズベリーによるニューヨークのギャング達の歴史を記載した書籍(1928年出版)から着想を得た作品だそうで、実際に実在したギャングをモデルとした登場人物もいます。
また、撮影はローマ郊外の映画スタジオ「チネチッタ」にて総額150億円を投じて1846年当時のニューヨークの建物や町並みを再現したロケ地を作り上げたとのことです。小物なども当時の物を使っており、かなり細部まで細かくリアルに作り上げられています!