- 2019-8-4
- 映画備忘録
2016年のアメリカとイスラエル合作政治ドラマ映画です。リチャードギアが嘘で世間を渡る人物を熱演する風刺映画。
色男のリチャードギアの映画でしたので楽しみに見ましたが、見る観点が違えば、こんな感じかもねと思い直す作品。
出演者
- リチャード・ギア・・ノーマン・オッペンハイマー
- リオル・アシュケナージ・・首相役
- マイケル・シーン
- スティーブ・ブシェーミ
- シャルロット・ゲンズブール
監督
ヨセフ・シダー(ニューヨーク生まれのイスラエルの監督・脚本家)
- 「Time of Favor」(2000年)・・イスラエルの映画賞オフィール賞の作品賞を含む6つの賞を受賞
- 「Campfire」(2004年)・・オフィール賞作品賞、監督賞、脚本賞を受賞。
- 「ボーフォート レバノンからの撤退」(2007年)・・ベルリン国際映画祭に出品、銀熊賞 (監督賞)を受賞。アカデミー外国語映画賞にもノミネート(イスラエル映画として23年ぶり)
- 「フットノート」(2011年)・・カンヌ国際映画祭 脚本賞を受賞。アカデミー外国語映画賞にも再びノミネート。オフィール賞作品賞も3度目の受賞。
音楽
音楽は、2016年のリオデジャネイロ五輪閉会式で「君が代」のアレンジを手がけた三宅純さんが担当とのことです!
あらすじ
リチャード・ギアの演じる自称フィクサーのノーマン・オッペンハイマーが、様々な嘘に嘘を重ね、国際的な大騒動を巻き起こすブラックコメディ!
フィクサーとは、政治や企業の活動において、正規の手続きを経ずに重要な意思決定に対して影響を与える手段や人脈を持っている人物のことを指すようです。
物語は、ノーマンがイスラエルのカリスマ政治家エシェルに靴をプレゼントしたところから始まります!エシェルが3年後にイスラエルの首相に就任しアメリカに来日します。ノーマンは首相の友人という利用して暗躍を始めるのですが・・・!
リチャードギアは嘘の塊で人生を渡っています。口八町なお人好しという感じで憎めないキャラクターなので、可笑しさや温かみもありますが、全体的に結末は寂しいかも。。。
1949年8月31日生まれのリチャード・ギア、まもなく70歳になります!プリティ・ウーマンは1990年の作品でした。もうあれから29年も時が経ったのだなという感じです。